今知っておきたいIndeed PLUS(インディードプラス)とは?
メルキタ
2024.08.05
人材採用に関わるWEBサービスとして、広く知られる存在となったIndeed。
今年1月、このIndeedから「Indeed PLUS」という新しい仕組み(プラットフォーム)が登場したことをご存知でしょうか。
求人に対する考えを大きく変えるものとなりかねないIndeed PLUS。この記事では、その機能や仕組み、活用のポイントについて解説していきます。
Indeed PLUSとは?
Indeed PLUSは大手求人サイトIndeedから提供された新しい仕組み(=求人配信プラットフォーム)です。そもそもIndeedは、直接投稿された求人情報、あるいは国内のさまざまな求人サイトやATS(採用管理システム)から自動的に収集された求人情報を、求職者が一括で検索・応募できるようにしたサービス。新たにリリースされたIndeed PLUSでは、投稿・収集された求人情報が、Indeedだけではなく他の求人サイトにも配信される可能性があるというのがこれまでと大きく異なる点です。具体的には、アルキタなどへ掲載された求人情報が、当社が提供しているATS「ハピキタ」を介してIndeed PLUSに連携され、タウンワーク(リクルート社)のWEBサイトでも閲覧できるようになります。当然、これまで以上に多くの求職者に求人情報を届けられるようになり、Indeed社では、Indeed PLUSによって全求職者の7割にリーチできるとしています。
またIndeed PLUSでは、求職者がどの求人サイトから応募したとしても、ひとつの管理画面で確認・連絡が可能です。応募があるたびに、異なるサイトの管理画面にログインする煩わしさもありません。
すべての求人データが連携されるわけではない
Indeed PLUSは複数のATSと複数の求人サイト間でデータが連携されるプラットフォームですが、すべての求人データが対象となるわけではありません。
対象となるデータはIndeedで有料課金されているもののみ(Indeed PLUS自体の利用料などは掛かりません)。また、現時点では「連携元ATS」と「連携先求人サイト」がそれぞれ決まっており、連携元はハピキタを含む20数社のATS。連携先はタウンワークやリクナビNEXTなどいくつかの求人サイトに限られます。いずれも今後、各社追加される予定ですが、HAJが運営する求人メディアで他社提供のIndeed PLUS経由では「しゅふきた札幌」のみ連携予定で、「アルキタ」や「ジョブキタ」「シゴトガイド」、札幌以外の「しゅふきた」への連携予定はいまのところありません。
加えて、連携元ATSの求人データを、連携先に配信するかどうかはIndeed PLUSの独自AIによって決定され、そのアルゴリズムは公表されていません。つまり、有料課金されている求人データであっても、AIによる判定次第で他の求人サイトに配信されないこともあり得るのです。
求職者と出会う機会を逃さないために
Indeed PLUSを介して他の求人サイトに情報を配信するには、求職者にとって有益な求人データだと判定されることが必要です。そのためにはまず、Indeed PLUSの求人表記のルールを遵守することが不可欠。法令に則った労働条件であることも欠かせません。
表記ルール以外にも複数の基準があると考えられていますが、その詳細も明らかにされていません。しかし、これまで多くの求人データを扱ってきたHAJの独自分析では「求職者にとってわかりやすい書き方になっている」「ターゲットが明確になっている」などの条件を満たすものがIndeed PLUSで配信されやすいことがわかっています。
Indeed PLUSは求人データのリーチを最大化できる、応募者の一元管理ができるなど、採用において多くのメリットがあるプラットフォームですが、その機能を十分に活用するにはさまざまなノウハウが必要です。 Indeed PLUSを活用して効果的な採用活動を行いたいという方は、HAJまでぜひお気軽にお問い合わせください。