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最低賃金でも影響なし!現役大学生が楽しくバイトを続けるその理由とは?

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2025.08.18

mailkita0818_title決.jpgアルバイトを採用し長く続けてもらうための対策の一つとして「時給を上げる」ことが挙げられます。しかし時給アップはスタッフ全体に関わる問題で人件費に大きく影響するため、容易に着手できることではありません。また、長く続けてもらうためのポイントとして「人間関係の良さ」も挙げられます。しかしいろいろな人が集まって働く環境において「職場の良い人間関係」を構築するのは簡単なことではありません。
では、雇用側にはスタッフを採用し定着してもらうために何も手立てはないのでしょうか?
今回は、A飲食店で最低賃金ながら楽しくアルバイトとして働く現役大学生B子さんの実例を紹介します。彼女が長くバイトを続けられているのはなぜでしょう?その理由をひもとくことで、時給を変更しなくともアルバイトスタッフに長く働いてもらえるヒントを見つけてみましょう。

理由その1◎持ち場のフレキシブル化で混雑時の多忙解消

〜スタッフが辞めない飲食店Aでのリアルな会話〜

大学生スタッフB子「今日のランチタイム、ホールが忙しくなりそう...!」
社員スタッフCさん「じゃあキッチンスタッフに、ホール業務に入ってもらうね!」
大学生スタッフB子「忙し過ぎる時がなくて、働きやすいな!」

たとえバランス良くスタッフを配置していたとしても、オーダーがドリンク類に集中してホールだけが忙しくなったり、新メニューが大好評でキッチンだけが忙しくなったり、と、予期せず一部分のスタッフに業務が集中してしまうこともあります。
0818_shef.pngそんな時の対策としてA飲食店では、「ホールの基本業務ができるキッチンスタッフ」「簡単なキッチン業務もできるホールスタッフ」をあらかじめ数名ずつ確保しています。ホールかキッチンのどちらかが忙しくなった時、両方の持ち場をこなせるスタッフがヘルプに入ることで多忙な時間を乗り切ることができ、スタッフ全員の負担を減らすことに成功しています。

理由その2◎シフトはスタッフに全権委任、個々のライフスタイルを尊重

〜スタッフが辞めない飲食店Aでのリアルな会話〜

大学生スタッフB子「授業の課題、昨日頑張ったけどまだ終わってなくて...」
パートスタッフDさん「代わりに残るから今日はもう帰っていいよ!今月、私、あまりシフト入ってなかったから!」
大学生スタッフB子「急に早退できてラッキー、帰って課題やろうっと!」

希望に合わせて半月ごとにシフトは組まれているのですが、それでも当日になって学業の都合で急にバイトを休みたくなってしまうのも学生ならではの0818_2.png特徴。飲食店Aではスタッフ間での勤務時間調整は本人たちに一任。変更は事後報告でOK、という体制をとっています。急な欠勤や早退に対応できないと窮屈さを感じて突然辞めてしまう学生もいますが、柔軟な勤務時間の調整が可能でプライベートとの両立も叶うため、辞めるスタッフがあまりいません。

理由その3◎難しいオペレーションや責任はすぐに社員へ。ノーストレスの職場環境

〜スタッフが辞めない飲食店Aでのリアルな会話〜

大学生スタッフB子「割り勘で一人だけ先に精算するレジ操作、どうやるんですか?」
社員スタッフCさん「滅多にない操作だから覚えなくていいよ!社員がやるからB子さんは配膳にまわってね」
大学生スタッフB子「困ったら助けてくれるし慣れた業務メインだからバイト楽しい!」

たまにしか行わない操作は一度教えても時間が経つと忘れてしまったり、自信が無くなってしまうこともあります。0818_1.png飲食店Aではそうしたイレギュラー業務や難しいオペレーションは、最初からバイトは覚えずに社員がすべて行うことにしています。お客様からのクレームなどストレスや臨機応変さが求められるシーンも社員が対応。バイトスタッフは慣れている業務に徹してもらうことで、ストレスや不安を感じることなく働けるうえに、店舗全体の業務の効率化も可能にしています。

まとめ

多くの人が働く現場で制度や雇用条件を変えることは簡単ではありません。しかし、大掛かりな変更に着手しなくとも、運用の工夫でアルバイトスタッフが「働きやすい」「この仕事を続けたい」と感じてもらうことは可能です。スタッフの声に耳を傾けて、時給が高くなくとも長く働きたくなるような職場環境づくりを工夫してみてはいかがでしょうか。