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【アンケート結果発表!】北海道の採用担当ってどんな人?

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2025.09.01

mailkita0901_title.jpg「採用担当歴はどれくらい?」「今までに面接した人数は?」etc.北海道で採用に関わっている人の傾向を探るべく、メルキタがアンケートを実施、その実態を調査しました!
期間:2025.6.2〜8.15 回答者数:57名

Q1.あなたの年代・採用担当者歴は?

1.年代・採用担当歴.png採用担当者の経験年数を見ると、「10年以上」が最も多く、次いで「20年以上」と、経験豊富なベテラン担当者が多数を占めていることが分かりました。年代別では40代が最も多く、50代、60代がそれに続きます。

Q2.あなたの全仕事を100%とした時、『採用業務』は何%くらいですか?

 業務内容.png採用業務に費やす時間の割合については、「10%未満」が最も多く約半数を占めています。多くの人事担当者が採用業務と他の業務を兼務している現状が浮き彫りになりました。

Q3.この1年の間に面接した人数を教えてください。

面接した人数.png「5〜10人」が26%と最も多く、中小規模の企業での採用活動が多いことが推測されます。

Q4.ずばり、採用業務は得意ですか?苦手ですか?

Q4_1319px.png

【得意な人の理由】
・自社に合う人材を採用できている。(50代/サービス業)
・学生と接することが楽しい。(40代/小売業)
・20年以上の経験があり人格を見極められる(60代/小売業)など

【苦手な人の理由】
・何を聞いて良いか分からない。(50代/警備・ビル管理・清掃業)
・人事担当をしていても、初めての人と会話するのが得意にならない。いつもドキドキしながら対応しています。(40代/製造業)
・良かれと思って採用してみても裏切られることが多いので。(60代/サービス業)
・若い子が何を考えているか分からない。大丈夫と思って新卒採用したら内定辞退されたり。(30代/製造業)など

「どちらかというと苦手」と回答した方が全体の58%を占め、「どちらかというと得意」を上回る結果となりました。苦手意識を持つ理由には、面接スキルに関する悩みが挙げられた一方、得意と回答した方からは、「最終的に入社となった場合は、ミスマッチがあまりない」といった、採用後の定着や活躍を重視する視点が見られました。
また、「得意」と回答した方の業種を見ると、日ごろの業務で接客等、人と話すシーンが多い小売業やサービス業などの方が多数を占めているという結果でした。

Q5.採用担当者として悩んでいること・困っていることは?

1位  応募があっても採用したい人材がいない
2位 応募自体がない
3位 採用してもすぐ辞めてしまう
4位 選考途中で辞退されてしまう
5位 良い人材を見極められない

採用担当者が最も悩んでいることとして、「応募があっても採用したい人材がいない」が約25%、「応募自体がない」が約20%と、人材の質と量の両面で課題を抱えていることが明らかになりました。

Q6.採用活動での忘れられないエピソードは?

●せっかく採用を決めたのに入社当日の早朝4時にメール1本で辞退された。(60代/不動産業)
●不採用の連絡をした際、「恨んでやる」と延々と文句を言われた。(50代/運輸・交通・物流倉庫業)
●企業説明会中、学生が寝ていた。(40代/小売業)inemuri.jpg
●裸足で面接に来た方がいた。(30代/運輸・交通・物流倉庫業)
●仕事内容を全く知らずに面接に来て、面接中に仕事内容について質問し、その場で辞退した人がいた。(40代/レジャー・アミューズメント業)
●自撮りや加工しすぎの履歴書写真。(40代/医療・福祉・介護業)
●面接に父親と一緒に来た。髪型自由と求人に書いたらモヒカンで来た。(50代/建設・設備業)
●「入社してあげてもいいよ〜」って応募の電話で言われた。(30代/建設・設備業)
●年に1,2回の求人で、出す度に必ず問い合わせてくるおなじみの求職者がいます。(50代/サービス業)
●内定を伝えた時に「泣きそうです!」と言って喜んでくれた。(40代/サービス業)

まとめ

今回のアンケート結果から、多くの採用担当者が「応募があっても採用したい人材がいない」「応募自体がない」という質と量の両面で課題を抱えていることが分かりました。また、採用業務に苦手意識を持つ担当者も多く、面接スキルや見極め方に関する悩みが共通して見られました。メルキタは、今回の貴重なご意見を参考に、採用担当者の皆様の課題解決に貢献できるような、より実践的で効果的な情報発信を目指してまいります。

回答にご協力いただきました皆様、ありがとうございました。