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【採用トレンド】求職者が求人広告に求めることTOP3

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2022.02.07

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「たくさんの方に応募してもらいたい」「欲しいと思える人材に応募してもらいたい」。採用担当者なら誰しもが抱くこの思いを叶えるため、求職者が求人広告に求めていることを理解し、生かしてみませんか?今回はインターネット調査の結果を元に、求職者が求人広告に求めるポイントTOP3をご紹介します。

調査概要
調査対象...北海道全域に居住する15〜69歳の男女600名。20~69才は「1年以内にアルバイト・パート・転職情報で仕事探しを行っている」を条件に追加 。
調査期間...2021年7月14日〜7月19日
調査実施...株式会社ビデオリサーチ



1.最も重視するのは「勤務時間や時給など労働条件がわかりやすいこと」

実に75%の人が、求人情報を利用する際に最も重視することとして「勤務時間や時給など労働条件がわかりやすいこと」と回答しました。
一見親切なようでも、時間や時給に幅を持たせた表記や「応相談」と書いて詳しくは相談に乗る姿勢は、求職者が働くイメージをしにくくなるため要注意です。

こんな表記をしていませんか?

9:00〜17:00の間で実働3〜7時間勤務(応相談)

kao_w.jpg 「本当に相談にのってもらえるの?」
「自分の希望が通るってこと?」

▼改善表記例

(a)9:00〜15:00(実働5.5h)
(b)10:00〜16:00(実働6h)
(c)9:00〜17:00(実働7h)
※1日3h〜相談OK。
(a)〜(c)以外にも、9:00〜17:00の間で開始・終了時間のご希望をお聞かせください。

迷わないように選択肢を提示した上で、他の時間帯も相談可能ですよとメッセージを送ると求職者の安心感が増します。

給与/月18万〜30万円※年齢・経験・能力等を考慮して決定します。
kao_m.jpg 「自分は一体いくらもらえるの?」

▼改善表記例

給与/月18万〜30万円※年齢・経験・能力等を考慮して決定します。
例)未経験者(25歳)の場合/月18万円〜
経験者(32歳)の場合/月25万円〜

経験の有無やどういう年齢、資格・能力ならいくら位支給されるのか、具体例を挙げることで求職者は自分に置き換えやすくなります。

2.「自分でも働けそうな求人」と感じられること

2番目に多かったのが、「自分でも働けそうな求人が多いこと」
未知の世界へ踏み込もうとしている求職者は不安でいっぱいです。自信を持って応募してもらうためには、「この広告主は自分を求めている!」と感じてもらうことが重要。求める属性やスキル、人物像などをより具体的に表記したり、職場のスタッフはどんな人達なのかを伝えることで、求職者もその職場にいる自分が想像しやすくなります。

例)

学生さんや主婦(夫)の方歓迎!

部活と両立したい学生さんや子育て中の主婦(夫)の方も歓迎!

また、良く使われる「簡単なお仕事です」というフレーズも、なぜ簡単なのかその理由を書くだけでグッと応募に近づくでしょう。

例)

覚えることが少ない
経験や資格を必要としない
体力に自信がない人でもできる



3.「労働条件以外も詳しく表記」は好印象!

3番目に求められていたのは「労働条件以外の情報が詳しく載っていること」でした。自社のことを働く人の目線になって見てみた時、どんなところがプラスポイントでしょうか。

一部の例として以下のようなものが挙げられます。

・立地(地下鉄●●駅から徒歩▲分)
・従業員の構成(年代や人数構成、「子育て中のママが多いです!」など)
・客層(「常連さんが多い」「ファミリー層に人気」など)
・職場の設備や環境(更衣室や休憩室、食堂、加湿器、空気清浄機、マッサージ機など)
・オーナーの考えや運営方針、自社のモットー


いかがでしたか?募集条件を変えることは簡単にはできませんが、求職者の目を引いたり応募に繋がりやすく工夫することは可能です。ぜひ参考にして、求職者が求める求人広告にお役立てください。



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