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ジョブキタ写真大賞2024「ワタシの日常」入選作品発表

イベント

2024.08.30

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2024年のジョブキタ写真大賞では、「ワタシの日常」をテーマに、日常の中にあるささやかな瞬間や、大切な人々との時間、学生生活ならではの風景が多く集まりました。審査員一同、作品一つひとつを拝見しながら、それぞれの学生がどのような日々を送り、どんな思いを込めてこの写真を撮影したのか、想像を膨らませながら選考を進めました。最終的には、技術的な完成度だけでなく、写真に込められた感情やメッセージが審査の大きなポイントとなりました。
この写真大賞を通じて、学生の皆さんが自分の日常に新たな価値を見出していただけると、とても嬉しく思います。また、これらの作品が多くの方々に届き、学生生活の一瞬一瞬が持つ大切さや、美しさを再認識していただければ幸いです。

2024年8月31日
(株)北海道アルバイト情報社

ジョブキタ写真大賞事務局

募集要項はこちら

ジョブキタ写真大賞(グランプリ)一般部門

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ2年 岩井柊太

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タイトル:仲間
初めていく場所でもいつもの仲間との日常がある。
撮影場所:ニセコ

【審査員コメント】
◎山、仲間、スケートボード、コントラストの強い日差し。
手前のシンプルなカラーの前ボケから視線を上げると一気に「カッコイイ」が詰まっている日常でした。一枚の中の情報量の差が良かったです。
◎日常を「構えて撮る」と日常に見えなくなる...これが今回のテーマの難しさ。逆に言えば「構えないで撮った」を感じさせる(けれど着眼点や視点が鋭い)作品が、評価されやすいということ。そのダントツがこの一枚。構図から友人の表情まで、全く構えていない(のにカッコイイ)作品。脱帽!

ジョブキタ写真大賞(グランプリ)Instagram部門

受賞者:札幌市立大学1年 今多思温

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タイトル:1年前のワタシの日常
今年、大学生になった私。そんな私には制服を着て、あの日の放課後に戻ることはもうできない。この写真を見ると私は「またあの日に戻りたい」と思ってしまう。
撮影場所:旭川市

【審査員コメント】
◎制服最後の学生時代、目を閉じるとそとその瞬間が現れてきそうな風景が実写された感じがGood。日常での当たり前が終わってしまうことも感じつつ、仲良し同士の何気ない自然体と夕暮れの黄昏感がとても素敵に感じました。
◎グレーな雲とブラックな地面に暖かい色調、落ち着いたシルエット写真に見える中、間の明るい層を駆けていく2人が学生らしい躍動感でとても良いです。何となく見える制服も、2人が向かう先に差す光も、作品の良さを増していると思います。

企業賞(準グランプリ)一般部門

三井アウトレットパーク 札幌北広島賞

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ2年 髙橋謙太

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タイトル:あの頃のまま
地元に帰省して仲の良い友人たちと星を見に行った写真です。中学時代日常を過ごした友人たちですが、進路は別々なので年に数回しか会えなくなってしまいました。年に数回ですが、そんな日常を共にした友人たちと過ごす時間はあの頃と変わらず大切な私の日常です。
撮影場所:美幌峠

【審査員コメント】
◎満点の美しい星空に思わず見入ってしまいました。肩を組合い、手を掲げた先に広がる夜空を見上げる3人で見上げる姿に深い友情と絆を感じました。離れ離れになった今もふるさとの空は今後も彼らを見守っていることでしょう。

三井アウトレットパーク 札幌北広島賞

受賞者:釧路工業高等専門学校3年 石濱一輝

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タイトル:相棒
写真に写っている相棒の自転車と共に、日々写真撮影をしています。様々な被写体を撮ってきましたが、いちばん身近にある自転車が写った写真は全くと言っていいほど撮ったことがないと思い、撮影しました。澄み渡るような青空と、未だ訪れない春を感じさせる草木の色がとても綺麗でお気に入りです。不思議と自転車も地面に横たわって休んでいるように私は感じました。
撮影場所:釧路空港付近

【審査員コメント】
◎真っ青な空と緑が深まりかけている芝と自転車とが美しく配置された1枚です。写真を見るだけで、美味しい空気を吸いながら自転車に乗る風景が思い浮かびます。相棒の自転車も涼んで休んでいるかのように見え、爽やかな情景とよく合っています。

GAjA賞

受賞者:北海道芸術デザイン専門学校2年 齊藤真央

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タイトル:まーちゃん、今日どこ行きたい?
運転しているのは私の母です。毎日通学で利用する地下鉄の駅まで送ってくれたり、休日はドライブに連れて行ってくれる運転が大好きな母を撮影しました。最近の口癖は、「早くあんたも免許とって飲み会の帰りにお迎えにきてよ!」です。
撮影場所:自宅付近

【審査員コメント】
◎いつも子どもが乗る助手席から、母親を見る目線の写真が、母親への愛が伝わる一枚になっているように感じます。母親は運転中のため子供とは目線をあわせることができませんが、互いに信頼や愛情があることが伺える良い写真だと感じました。

GRACIS賞

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ1年 西谷美華

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タイトル:慈愛
いとこの子供が来ていたのでおばあちゃんが靴下を履かせているときに撮った写真です。
撮影場所:おばあちゃんの家

【審査員コメント】
◎お祖母さまの愛情が伝わってくる一枚。日常的に愛情を注がれているからこそ「おばあちゃんが靴下をはかせてくれる」このタイミングでも大きな欠伸をしてリラックスされているんだなぁと、お二人の関係性が伝わってくる素敵なお写真だと感じました。

アカツキ交通賞

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ1年 和氣貫太

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タイトル:特別ないつも
友人とご飯に行った帰りに撮影した一枚です。またいつでも会えるけど、それが当たり前じゃなくなるかもしれないと思い、記憶にも記録にも残したくシャッターを切りました。
撮影エリア:JR札幌駅改札口

【審査員コメント】
◎場所を聞かなくとも、札幌市民なら誰もがわかる「いつもの場所」が切り取られた一枚。撮影者さんの日常なのに、自身の記憶に残る同様のシーンが呼び起こされる素敵な作品だと感じました。若者らしいナチュラルな笑顔に惹き寄せられた一方、手前に配置された手の動きからは少し寂しそうな感情が伝わり、「またいつでも会えるけれど...」という楽しく過ごした後の別れ際の気持ちが、見事に表現された構図かと思います。
作品のコメントからは、長くも短い学生生活の尊さや、社会人という新たなステージへの揺れ動く感情を感じました。本作品で記録した素敵な瞬間を、これから進む未来の見えない不安や期待を支える記憶として、大切にしてください。

コンクリートコーリング賞

受賞者:北海道芸術デザイン専門学校2年 笠井清香

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タイトル:美味しいね
友達と一緒にあんぱんを食べた日常の尊い瞬間を撮影しました。
撮影エリア:北海道芸術デザイン専門学校付近

【審査員コメント】
◎一見すると、ただのあんぱんが2つ写っているだけの写真に見えましたが、その後ろには1人ではなく、2人分の影が。学校帰りに一緒にあんぱんを食べながらおしゃべりをしていたのかな、と写真から様々な想像が広がり、顔は一切写っていないのに2人の仲の良さも伝わってきました。

新札幌パウロ病院賞

受賞者:札幌市立大学2年 宮澤なな

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タイトル:白のキャンパス
これは春休みに撮った写真。この日は特に雪がひどかった。しんしんと静かに降り積もる雪は私の大好きなキャンパスを真っ白に包み込んでおり、誰もいない午後に私はひとり、大学と雪の日の時間を共有していたのだ。
撮影場所:札幌市立大学芸術の森キャンパス

【審査員コメント】
◎「白のキャンパス」というタイトルが示す通り、雪で覆われた風景がまるで真っ白なキャンバスのように広がり、撮影者さんの感性の豊かさを感じました。
しんしんと降り積もる雪と無人のキャンパスという静けさのリンク、自然と人工物が調和している写真の構図などからも、あらゆる感性を働かせながら撮影されているんだろうな。という、情景が浮かびました。
この写真は、真っ白な季節を表すそんな一瞬を捉えた写真なのかとは思いますが、緑の季節や紅葉の季節など、他の季節はどんなキャンパスになるのだろうと、この白い1枚で、他の季節の色を想像させる作品でもありました。この後の大学生活も彩りながら、この豊かな感性にさらに魅力をかけていただければと思います。

企業賞(準グランプリ)Instagram部門

三井アウトレットパーク 札幌北広島賞

受賞者:北翔大学3年 小山純生

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タイトル:永久(とわ)に
私が所属するYOSAKOIサークルの、遠征中に撮られた1枚。何気ない日常にも思い出が溢れていること。そして、いつか終わりが訪れてしまうことを感じさせられます。毎日サークル活動に没頭しているうちに、気づけば大学3年生。ふと3年前の自分は何歳かなと考えてしまいます。
撮影場所:函館市

【審査員コメント】
◎舞の練習休憩中の1コマでしょうか。コロナ渦が開けてよさこいを踊る楽しさ、嬉しさを共有できる仲間がいるこの何気ない日常が特別で、仲間たちへの愛が伝わる作品でした。人生の中で没頭できる趣味や突き詰めたい「好き」がある幸せとそれを分かち合える「仲間」を今後も大切にしてほしいと思います。

三井アウトレットパーク 札幌北広島賞

受賞者:札幌市立大学博士前期課程1年 浅妻花音

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タイトル:夏休み
夏休みはいつも、親戚のいる田舎に行く。野菜を沢山貰って、クワガタを採って、冷たい素麺を食べて。卒業して、社会人になっても、毎年来れたらいいな。
撮影場所:せたな町

【審査員コメント】
◎真っ青な空に深い緑の木々たち。今にも蝉の鳴き声が聞こえてきそうです。田舎道を駆けて行ったり、林に入り虫取りをして汗をいっぱいかいて帰ってきた後は、冷たい飲み物を飲んで涼んで昼寝をして...。帰るころには少し寂しい気持ちが残る夏休みの無邪気な子供時代を思いだす1枚です。

GAjA賞

受賞者:北翔大学1年 菊地摩弥

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タイトル:故郷
港から撮った海。夕日が反射して光の道みたいだと思って撮影。港町で育ったからか海を見ると何処かホッとする。
撮影場所:八雲町

【審査員コメント】
◎馴染みがあり、安心感がある景色は誰にでもあると感じさせてくれる一枚でした。生まれ育った町の景色だからこそ、日常の中でも特別な一枚を収めることができたのではないかと感じる写真でした。

メガネサロンルック賞

受賞者:札幌国際大学4年 中嶋明優

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タイトル:小さな町の情報網
私が生まれる前からある地元の掲示板。いつも小さな町の出来事を伝えてくれます。
撮影場所:上幌向駅

【審査員コメント】
◎DXが唱えられる昨今ですが、小さなコミュニティには素朴な手段での「伝える」が存在するのがよくわかる作品です。
◎自分以外の日常の情報を落とし込む時、その行為自体が撮影者の日常へと変わるという瞬間。人物とそれを囲むように光の枠が写り込んでいることで視線の誘導となり、撮影者本人の存在を感じさせ、ふと立ち止まって目をとめたというシーンを想像できた。

社会福祉法人恵望会賞

受賞者:北翔大学1年 平間雄大

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タイトル:始まり
今所属しているサークルの最高の同期と先輩に出会うきっかけになった場所から撮影した風景。
撮影場所:江別

【審査員コメント】
◎窓から見える景色と撮影している中の様子が映し出されたステキな作品でした。
◎素晴らしい仲間達と出会えた思い出深い場所、その時に目に映っていた景色に、「これから何かわくわくする事が起こるかもしれない」そんな心情を重ねた空の色がとても印象的な作品です。

株式会社IYCビジネスサポート賞

受賞者:札幌市立大学2年 工藤万依

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タイトル:Retake
毎朝私を見送ってくれる「交通安全」。元気にはためいたり、微動だにしなかったり、調子にムラがあるところは人間みたい。ある朝行ってらっしゃいと言ってくれた気がしたので、行ってきます代わりのシャッターを切った。
撮影場所:石狩市

【審査員コメント】
◎毎日行ってらっしゃいをしてくれる旗が破れているのも哀愁が感じられていいですね。
直線の背景にぼろぼろになった柔らかい旗。献身的に見守っている感がある。この気づきは素晴らしい!

企業賞(特別賞)

株式会社FUJI賞

受賞者:北広島市立東部中学校3年 加藤愛理

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タイトル:エースを狙え!!
この一本に思いを込めて。

【審査員コメント】
◎力強い被写体とピッタリなタイトルで、スポーツに打ち込む学生の想いとその愛を感じました。地面に転がるボールの数から練習量も伝わってきます。

株式会社FUJI賞

受賞者:北広島市立東部中学校1年 笹森寛太

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タイトル:野球の部活の練習
仲間がいるから精一杯がんばれます。

【審査員コメント】
◎ありのままの青春を表した偽りのない写真で、学生生活の日常を切り取るというテーマにピッタリな作品だと感じました。飾らない素朴なタイトルも素敵です。

写真大賞 アルキタ賞

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ1年 末田晏陽(はるひ)

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タイトル:まだ、遊び足りないよ。
日が沈み、みんなが帰り始めた中、まだまだ遊び足りず、冷たくなってきた海にどちらが先に入るか戯れ合っている様子の1枚。
撮影場所:小樽ドリームビーチ

【審査員コメント】
◎ありきたりな写真になりがちな日の丸構図ですが素敵に仕上がっていると思います。手前のボールと右側の光のバランスもイイ感じですね。
◎ふざけ合っている2人がいい感じでぼやけている事、カラフルなビーチボール以外がモノクロの様に見える色味が良いと思いました。

写真大賞 アルキタ賞

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ2年 岩倉慎大

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タイトル:輪
友達とルスツリゾートに行った時の一瞬を撮影しました。この写真を見ると、その時の楽しさが思い出されます。
撮影場所:ルスツリゾート

【審査員コメント】
◎極めて日常的な風景が良い意味で学生生活を感じさせてくれる一枚だった。
◎全体的に淡い写真に「思い出」感があって、とても素敵です。数年後に仲間とこの写真を見返して、懐かしい日常を思い出してくれていたらいいなと思います。

写真大賞 アルキタ賞

受賞者:専門学校札幌ビジュアルアーツ2年 長家詩月

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タイトル:静かなる熱意
私はよく地元の夕焼けを撮るので、その様子を写真で表現しました。
撮影:岩見沢市

【審査員コメント】
◎青空と夕焼けの境目と自分。とても美しいなと思いました。この学生さんが日常、様々な夕焼けを撮っている姿が想像できました。
◎画像の色のコントラストがとても綺麗で、シルエットもカメラを構えているところが伝わる角度でいいなと感じました。コメントの夕焼けの写真をよく撮るという情報と、テーマの「ワタシの日常」が1枚で伝わる写真だなと思いました。

写真大賞 アルキタ賞

受賞者:北海道芸術デザイン専門学校2年 𠮷江琉衣奈

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タイトル:帰り道
いつも学校に行く道と帰る道を撮影しました。週5で通っている道で私の日常の一部の道でもあるのでこの写真を選びました。帰り道の私の理想は涼しい方がいいのでこれから暑くなりますが補正では涼しげに見えるようにしました。

【審査員コメント】
◎青みがかった色調にさらっとした雲の空が涼しい朝を思わせるようで、車に当たる陽が日中の暑さも感じさせ、見る側に時間帯を想像させる1枚な気がします。建物や看板など直線が多く、陽の当たり方にも違いがあるので、画角の中心や水平の捉え方を意識すると伝え方の幅が広がるかもしれません。


入選作品は、11月2日(土)~11月7日(木)まで、三井アウトレットパーク 札幌北広島にて作品を展示します。たくさんのご応募、ありがとうございました。

主催・協賛

◉主催
株式会社北海道アルバイト情報社 ジョブキタ ガクチカプロジェクト


◉特別協賛
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◉協賛※順不同

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IYCビジネスサポート
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