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必見!面接の緊張をほぐす質問テクニック

メルキタ

2024.03.18

mailkita_title_20240318 .jpgお互いが初対面から始まる面接で、「応募者がどうも緊張している...」とお悩みの採用担当
に知ってほしいのが「アイスブレイク」というテクニック!他愛もない会話こそ、自然な会
話のきっかけとなり、本音を引き出すことにもつながります。ぜひ、実践して円滑なコミュ
ニケーションにお役立てください。

アイスブレイクとは?

アイスブレイクとは読んで字のごとく「氷を壊し溶かす」という意味で、採用の分野でいえ
ば、初対面同士が大半の面接において雰囲気を和ませるテクニックとして知られています。
「どんなことを聞かれるのだろう」「志望動機を上手く伝えられるかな...」と緊張している
求職者も多いため、そんな気持ちを他愛のない会話で解きほぐし、本音を引出しながら、
「選ばれる側でもある」
自社に好感度を抱いてもらうための必須なコミュニケーションです。
さっそく、どんなコミュニケーションがあるのか具体的に見ていきましょう。

1)第一印象を良くする「お礼」と「自己紹介」

面接は、来社のお礼を伝え、簡単な自己紹介をするところから始めましょう。
面接官の第一印象を良くすることは、多くの業界で人材不足が叫ばれる昨今、「求職者から
選ばれる立場」でもある企業としては大切な一歩
です。

2)「はい」「いいえ」で答えられる簡単な質問

例えば、面接の日が雨模様だった場合、「まだ雨は降っていましたか?」といった「はい」
「いいえ」で答えられる質問を投げかけるのも有効。回答の仕方が限られるため、求職者が
比較的答えやすいのがメリットです。まだお互いが打ち解けていない状況で、自由に回答で
きる質問は心理的な負担が大きいため、シンプルな質問で声を発する機会を設けるだけで
も、その後の面接の滑らかさが変わる可能性が大きいでしょう。

3)面接官のパーソナルな面を見せて親しみやすさを

面接の場では雰囲気を盛り上げようと次々と質問しがち。けれど、求職者の気持ちをやわら
げるには、面接官側から「自己開示」して威圧感を薄れさせるのがポイントです。同じ趣味
があればそこから話を広げるのも良いでしょう。例えば、旅行が趣味であれば「私も旅が好
きなんです。◉◉県は行きましたか?」といった質問から距離を縮めるのもグッド。
採用担
当のパーソナルな面を見せることで、安心感を抱いてもらうのも好印象
です。

4)共通点や時事ネタを探そう

アイスブレイクのネタを探すのは、さほど難しいことではありません。例えば、履歴書の特
技や経験した部活の欄で共通点があれば「◉◉は私も経験しました」といった言葉を投げか
けることができますし、当日のアクセスについて「当社の場所はすぐに分かりましたか?」
という質問でも気持ちがほぐれるものです。いずれも
カジュアルな会話が求職者の本音を引
き出すきっかけとなり、好印象の会話となるのは間違いありません。

まとめ

アイスブレイクのNG例として顕著なのは、「今、緊張していますか?」や「面接は何社受
けていますか?」といった求職者の心理を圧迫しがちな質問。こうした質問を投げかける前
に、お礼や自己紹介、共通点にまつわる質問をして張り詰めた空気を和ませるのが本音を引
き出す鍵。ミスマッチを防ぎ、心を開いてもらうためにも、アイスブレイクを使って「すべ
て出しきれた」「あの企業でより働きたい気持ちが強くなった!」と感じてもらうことが大
切です。