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実は給料だけじゃない?なんのためにバイトしてる?北海道の学生意識調査2023

メルキタ

2024.01.22

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学生はアルバイト現場の大事な戦力です。現在、どれくらいの学生がアルバイトに従事しているのでしょうか。そして彼らは、一体どんな理由でアルバイトを始めるのでしょうか?
北海道の学生262名に行った2023年度アンケートの気になる結果を発表します。

Q1.現在アルバイトをしていますか?

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Q2.アルバイトを始めた目的はなんですか?※複数回答

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趣味のため、貯金のため、生活費のため、と「給料」を目的とする回答が多く占める中、6割を超える学生が「社会経験をつむため」と回答しました。また、「スキルを身につけるため」(28.7%)、「就職活動に活かすため」(13.3%)と、アルバイトを通して自身の成長を期待している学生も少なくありませんでした。

「アルバイトの思い出はなんですか」という質問に対しては、働くことの楽しみや仕事のやりがいを挙げる声が多く聞かれました。

◎大手スーパーでレジバイトをしていた時、暇な時間にレジに置いてあったパソコンで発注書のテンプレートを作ったところ採用された。(帯広畜産大学/3年生)

◎パン屋さんで働いていた時、ずっと苦手だった甘食作りを地道に練習し続けて、最終的には誰よりも上手く作れるようになった時は嬉しかったです。(藤女子大学/3年生)

◎飲食店のアルバイトにて客単価をあげる取り組みを行った際、私が中心となり戦略を考え、月間売上全社1位を記録した。この行動力が評価され、800人の従業員中10名の優秀者に選ばれた。(北海学園大学/3年生)

◎卒塾生が「卒アル書いて〜」と来てくれたり、「先生が担当で嬉しい!」と言ってくれたのが嬉しかったです。(札幌市立大学/3年生)

◎飲食店でホールをしているのですが、外国人のお客様に英語で「食事をお楽しみください」などとお伝えしたら、「とてもおいしいね」と英語で話しかけてくださり、とても嬉しかったです!(北海道大学/1年生)

◎新入生向けにパソコンを売る大学生協のバイトで、在庫を全て売り切った時にクラッカーでお祝いした。(北海道大学/3年生)

求人募集をするにあたって、「パソコンの基本操作が覚えられる」「正しい敬語が身につく」といった、なんらかのスキルを業務を通して得られたり、好きなこと、得意なことを活かせる機会があるのであれば、求人広告内に記載すると求める人材に出会う確率が上がるかも知れません。

まとめ

7割以上の学生が現在アルバイトをしており、働く理由として「給料」以外のポイントにも注目していることがアンケート結果から分かりました。アルバイトでの経験は、学校生活だけでは知り得ない経験が積める貴重な機会でもあります。学生スタッフを単なるマンパワーとしてではなく、個々の興味や得意分野に合わせて役割を与えてあげるなどするとモチベーショにつながるかもしれません。また、「お客様に褒められた」「成果を出せた」といった成功体験を得られた場面では、共感し、評価してあげることで、戦力として長く活躍してもらえることも期待できるでしょう。