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求職者アンケート!介護求人で気になるポイントは?(2021.7.13)

メルキタ介護

2021.07.13

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「介護の仕事を探す上で重視することは何?」
そんな疑問に答えるべく、人材サービス部門・ジョブキタ紹介のスタッフが介護職を希望する人材50名を対象にアンケートを実施しました。

<回答者のプロフィール> praph.png一番多いのが40代の方、その次が50代の方と続き半数を超えています。中高年層が介護職に強く関心があることが分かります。



Q1.介護の仕事を探す上で一番ゆずれない条件は?

【未経験者】
1位...施設の雰囲気
2位...勤務時間・給与

【経験者】
1位...給与
2位...施設形態
3位...施設の雰囲気

「給与」や「施設形態」など、経験を踏まえた上で自分なりの基準を持っている経験者が多くいる一方、未経験者は「勤務時間」や「施設の雰囲気」など、まずは長く働けそうかどうかといった環境面を重視しているのが伺えました。

Q2.給与や条件面以外でチェックしている項目は?(複数回答)

仕事内容...30名
シフトの融通がきくかどうか...24名
入職時の教育体制...18名
平均介護度...13名

他にも少数意見としては、「時間帯毎のスタッフ配置」「希望休の取得のしやすさ」「調理業務の内容」「定年制度・定年後の昇給の有無」「法人の運営方針」「利用者さんときちんと触れ合う時間があるか」などの回答がありました。

Q3.【介護未経験者に聞いた】介護職の良いイメージ

・人の役に立てる
・未経験でもスタートできる。長く働けそう
・やりがいがありそう
・社会にとって必要(これから無くてはならない)
・高齢者が増え続けるため将来性を感じる



Q4.【介護未経験者に聞いた】介護職の悪いイメージ

・重労働、腰を壊す
・きつい・汚い・危険
・人間関係が悪いとよく聞く、離職が多い
・仕事量が多い割に給与が安
・看取りなど悲しい場面に遭遇する

イメージに関しては、一般的に言われている回答が多い印象です。ただし、悪いイメージを払拭するために取り組んでいることがあれば逆にアピールポイントにつながるでしょう。

例えばこれは、ある事業所の例。手書きだった介護記録にタブレットを導入し、介護業務に集中出来る環境を整え、残業時間を削減。従業員満足につながっています。タッチだけで済むタブレットはシニア求職者も抵抗がないようです。

Q5.【介護経験者に聞いた】介護職を続けるモチベーションは?

・利用者様から「ありがとう」の声で感謝していただけること
・入居者と話をしていると、逆に癒やされることがある
・今後50〜60代になっても長く働ける
・ケアプラン通りに仕事を進められた時の喜び。個別支援がうまくいった時
・高齢者を支えているというやりがい。胃ろう・サクションなど、専門的なことが学べる

やはり利用者様との触れ合いが一番のモチベーションになっている印象。スタッフの満足度向上のため、人手不足で忙しい職場でも高齢の方との関わりを実感出来る時間をあえて作るなど、工夫することでスタッフの定着にもつながるかもしれません。

まとめ

「きつい・汚い」といったネガティブなイメージも持たれてはいますが、それを上回って、人の役に立ちたい、社会貢献できる仕事だから介護職を目指したいと前向きに考えている方がたくさんいらっしゃいました。

アンケート結果では、具体的な仕事内容や求人広告に記載が少ない細かい内容を気にする声が多く見られたので、求人ではなるべくリアルに、詳細に求職者へ伝えていただくことが、「介護求人の応募増」や「介護職のなり手」を増やすことにつながるように感じました。