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【面接・採用お役立ち】マスク面接で人柄どう見極める?

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2021.07.05

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採用担当者が直面するさまざまな問題や疑問。他の担当者はどのように対応しているかをご紹介していきます。今回はコロナ特有のお悩みを取り上げます。

相談: 表情がマスクで見られない中、面接でどのように人柄を判断していくと良いでしょうか。(教育サービス業)

限られた時間で応募者を見極めなくてはいけない面接。マスク着用が必須の今、人事担当者は「顔が半分見えない」面接をどのように行っているのでしょうか。

mask_03.png最初の挨拶時だけマスクを外してもらっています。面接を始めるタイミングで、まず自分から一瞬マスクを外し自己紹介をすると、応募者もマスクを外して挨拶をしてくれます。
最初に全体の表情をつかんでおけば、その後のやりとり中は、話し方と身振り・目の表情で人間味や人柄を判断できますね。

mask_02.pngマスクの有無は問題に感じていません。まずは仕事内容を説明し、自分にできそうかどうかを答えていただいています。その際、考えている時の「間」に注視しています。簡単に「大丈夫です」と言われると長く続くか心配になりますが、じっくり考えて回答してくれる方は、仕事にきちんと向き合っていただける印象を受けますし、わからないことが起きても周りに確認するなど落ち着いた対応ができそう、と感じます。

mask_01.png最終選考のみ、広いスペースを確保しお互いにマスクを外して面接をしています。話の内容ももちろん重視しますが、営業職の募集なので「お客さんの前でこの仕草や表情が出ちゃうと嫌だな...」というような目や体の動き、クセなどを確認しています。


表情から得られる情報は多いため、「顔の印象」に頼って人物判断をしてしまいがちかも知れません。マスクでお互いの顔半分が隠れている状況ですが、受け答えや表情以外の見える部分に注力することで、応募者を多角度から評価してみてはいかがでしょう。

口元や全体の表情を見る必要がある場合は、広いスペースを用意したり、リモート面接を活用するなどの工夫をしてみましょう。