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【求職者のキモチ】 「主婦は深夜に働かない」は本当?深夜派主婦の本音とは。

メルキタ

2021.08.16

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主婦の求職者は深夜(早朝)勤務を敬遠するもの」。そんな先入観を私たちはつい持ってしまいがちです。しかし、求職者のライフスタイルは千差万別。メルキタスタッフが取材をすると、深夜勤務をいとわない、いやむしろ、深夜だから良いという意見も少なくありませんでした。

彼女たちの声に耳を傾けると、求人広告づくりの新たなヒントが見えてくるかもしれません。


コンビニ勤務(週2〜3日 22:00〜翌6:00)Yさんの場合


子供が起きている時間はできるだけ一緒に過ごしたい
と思い、パート探しも子供が寝た後に行っていました。偶然目についたコンビニの求人に「主婦が深夜に活躍中」とあり、自分にもできるかもと応募しました。私が働いている間は主人が子供を見てくれています。深夜は時給が高いので効率良く稼げるし、参観日など子供の行事とは絶対に重ならないのが良いですね。

食品製造工場勤務(週3〜5日 20:00〜翌2:30)Sさんの場合


「深夜で働くと時給が良いよ!」と友達に誘われたのが、この仕事を選んだきっかけです。子供の面倒は主人が見てくれています。深夜と言っても2時過ぎまでですし、仕事中はずっと動き回るので、眠くなったりすることはありません。帰ってからも多少寝られます。
日中は家事をしたり、友だちと出かけたり、自由に使える時間が持てるので、この働き方が気に入っています

新聞販売店勤務(週6日 3:30〜5:00)Oさんの場合


最初は夕刊の配達をしていて、その後、歩合給の高い朝刊に切り替えました。朝は2時半に起きて、出勤は3時半。家に帰るのは5時ごろです。それから主人のお弁当を作り、
9時までには家事をすべて終わらせています。日中は自分の趣味など好きなことに時間を使っていますね。夜は早めに就寝するので、睡眠時間を前倒しにしてる感じ?(笑)。人通りの少ない早朝の街は爽やかで、配達中に四季の変化を感じられるのも楽しみです。


主婦は避けるものと考えがちな深夜(早朝)勤務ですが、「自分の時間や子供との時間を確保したい」など、あえてこの時間帯を選ぶ方が一定数いることは事実です。「主婦は応募しないだろう」と初めからターゲットを狭めてしまうのではなく、「主婦も働きやすいよう扶養控除内で働けることをアピールしよう」など、前向きに考えることで人材採用のチャンスが広がるはずです。