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【面接・採用お役立ち】希望する人材を採用するには?〜求人広告の作り方編〜

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2021.03.01

求人広告の作り方編 タイトル
「希望する人材からの応募が来ない」というお悩みにお答えする今シリーズ。ターゲットに対して訴求力のある広告を作るため「私に向いているバイトかも」と認識してもらい、「自分でも働けそう」と応募の背中を押す必要があります。第3回は「求人広告の作り方編」として、入口となる募集内容をどう見直すかを、コンビニ事例を元に解説していきます。


<前回の振り返り> 「土日勤務してくれる人」の具体的な人物像を、学生・主婦・フリーター・シニアと各属性でイメージし、応募の可能性を予測してみたオーナー。 あとはそれぞれの人物へ、何をアピールし訴えかけていけば良いのかを考えるだけだが...
※第2回「適したターゲットの選定編」を見る



ターゲットの視点を意識しているか
募集内容を再確認しよう

今回の募集ターゲットは「土日勤務できる人」なので、【時間】と【勤務】に焦点を当てて見直してみます。

↓before↓
【内容】レジ、品出し、清掃
【資格】学生歓迎
【時間】土日/9:00〜22:00の間で実働5〜8時間
平日/17:00〜22:00※①
【勤務】土日含め週2〜3日勤務※②
【給与】時給900円〜
【待遇】制服貸与、昇給有、交通費なし


※①【時間】
一見問題ないように見えますが、働く人の視点に立つと色んな疑問が出てきます。


学生学生「部活の終わる時間に合わせて都合良く働けるだろうか?」

主婦主婦「夕方以降は働けないがいいのだろうか?」

フリーターフリーター「なるべく8時間で働きたいが、5時間の日もあるのだろうか?」

シニアシニア「1日5時間以上はキツイが、8時間の日もあるのだろうか?」


疑問が多ければ多いほど求職者は応募を躊躇する傾向にあります。事前に求人広告で疑問に対するアンサーを明記しておくと、安心して応募してくれるようになります。


※②【勤務】
「土日の連続勤務は必須なのだろうか?」「平日の曜日は選べる?」「急な用事で土日休むのは可能?」など、時間と同様に疑問が生まれます。こちらもなるべくアンサーを明記しましょう。


↓after↓
【内容】レジ、品出し、清掃。
【資格】土日勤務できる方(学生、主婦(夫)、フリーター、シニアみなさん歓迎)←誰を対象としているかを明確に
【時間】土日/9:00〜22:00の間で実働5〜8時間
※開始時間・終了時間は希望考慮
※時間帯は固定でも変動でもOK

平日/17:00〜22:00
【勤務】土日含め週2〜3日勤務
※土日どちらか勤務でもOK
※用事がある土日のお休みにも対応可

【給与】時給900円〜
【待遇】制服貸与、昇給有、交通費なし


募集内容を必要最低限の要項で埋めただけでは、「誰に向けた募集なのだろう?」「自分が応募してもいいのだろうか」と求職者は立ち止まってしまいます。【時間】や【勤務】に限らず、【内容】【給与】【待遇】なども見直すポイントとして、必須の条件、歓迎する条件、相談に応じられる部分などを明確に表現し、迷わない求人広告を作っていくことが重要です。