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【面接・採用お役立ち】今すぐできる!面接・採用の辞退を防ぐ求職者対応

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2022.03.22

taiou_title.jpg「せっかく応募者がいたのに、途中で辞退されてしまって採用に至らない...。」こんなお悩みをしばしば伺います。

実は、応募から採用決定までの間には、求職者が辞退を考えてしまうタイミングがあります。今回は、少しでも採用確率をアップさせるために今すぐできる対応をまとめてご紹介します!

対応メソッド①:面接日時は素早く決めよう!

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面接日時の調整に時間がかかってしまうと、「他社からの連絡が先だった」「他社の日程が先に決まった」という理由で辞退されてしまうことがあります。

担当者が不在の時に求職者からの連絡があった場合、日程の調整に時間を要してしまうことはありませんか?こうしたケースでは、「対応が悪い(遅い)会社」という印象を与えてしまい、それがドタキャンにつながることも。担当者不在の場合でも、他のスタッフが面接日時の調整を進められるようにしておくと安心です。

さらに、面接の日程は求職者の都合に合わせて【最短の面接日時】を設定するのがポイントです。複数の日程を提示することで応募者の選択の幅を広げると日程も決めやすいでしょう。

対応メソッド②:応募受付時に好印象を持ってもらおう!

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勇気を出して応募した求職者にとっては、企業側のちょっとした心遣いだけでも安心感を与えられたり、面接前の好印象につながるものです。

電話の場合なら、「数ある中から当社を選んでいただきありがとうございます」と一言添えたり、メールの場合ならただ定型文を送るのではなく、応募者一人ひとりに向けたメッセージを加えて送るだけでも違います。「個別に対応してくれているんだ」と良い印象を与えることができますよ。

もう一つ、求職者へ連絡する時間帯にも注意が必要です。「休日出勤が多い職場なのかも」「残業が多いのかも」など、あらぬ悪印象や不安を与えないために、募集の条件にない深夜や休業日に連絡をするのは控えましょう。

対応メソッド③:即採用の場合も、しっかり面接しよう!

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若者や経験者など、即戦力になりそうな応募者が面接に現れ、すぐに採用の気持ちが固まった場合も要注意です。「もう採用だから...」と面接で質問が少なくなってしまうと、「自分に興味を持ってもらえなかった」と求職者に意図しない印象を与えてしまうこともあります。時には「別の企業の面接では丁寧に質問され、ぜひ来てほしいとアピールしてもらえた」などと、他社の面接対応と比較され、辞退されてしまうケースもあるようです。

「自分でなくても良いのだ(=誰でも良いのだ)」と感じさせることは避けなければいけません。履歴書を見ながら応募動機について触れてみるなど、あなた「で」良いではなく、あなた「が」良いというメッセージを伝えましょう。また、当社に入ったらこんな経験ができる、こんなメリットがあるよ...というアピールもしてみましょう。

対応メソッド④:少しでも経験のある人を即戦力扱いするのはNG

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経験者募集の場合、わかっているだろうという前提で、事業所の特徴・業務内容や一日の仕事の流れの説明などを面接時に省略してしまうと、「一体どこまでの経験を期待されているのだろう?」という不安から、辞退につながってしまうこともあります。

キャリアを生かして働くことに自信を持ってもらうためにも、丁寧に説明し「それなら経験上できそう」「これは経験上苦手だけど頑張ってみよう」とイメージさせることが有効です。「経験者ならこれくらい説明しなくてもわかるだろう」「OJTでなんとかなるだろう」という先入観を持たず、経験者にもフラットな対応を心がけましょう。


これまでに述べた4つのポイントは、どれもすぐにトライできる内容です。

初歩的なことのように感じられるかもしれませんが、こうしたことを丁寧に見直していくだけで、応募者の採用決定を取りこぼす可能性は少しずつ減らすことができるはず。採用活動の効率アップや、仕事をスムーズに進めるためにも、ぜひお試しください。