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介護職初任者研修 卒業生インタビュー(2020.11.10)

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2020.11.10

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「なかなか人が集まらない・・・」とご相談をいただくことも多く、なり手不足が課題となっている介護業界。当社ではそんな課題を少しでも解決したいという想いの下、昨年7月より、介護職員初任者研修をスタートし、なり手の増やす取り組みを行っています。そこで出会った介護未経験のお二人に、受講のきっかけや職場に期待することなどを聞いてみました。なぜ介護業界を志望して、この研修を受けたのか、介護職を目指す方の生の声をお届けします。

1400_580_01.png Q)介護職に就こうと思ったきっかけは?
福祉とは全く違う業種に就職して8年。福祉科の学校で楽しく過ごしていた友人のことを思い出し、「介護」の仕事への転職を考えました。たくさんの人と接する仕事がしたい、必要とされる場で働きたいと思ったことが介護職を希望した理由です。

Q)初任者研修を終えての感想は?
一番難しく感じたことは、利用者様との意思疎通をはかること。利用者様から声を掛けていただくこともありましたが、次にどう動くのかの予想や、気持ちをくみ取ることができず、困ってしまう場面もありました。

Q)これから働く職場に期待することは?
たくさんの人とコミュニケーションを取りたいので、明るくて和気あいあいとした気軽に質問できる雰囲気だと安心できると思います。教え方も「こうしなさい」より、「私はこうしたよ」「こうしたらできたよ」と先輩の経験談を交えてアドバイスをいただけると覚えやすい気がします。この度、いくつか内定をいただき、1施設に入社が決まったのですが、そちらを選んだ決め手は、「上層部の方々の雰囲気が一番良さそうに感じたから」でした。

1400_580_02.png Q)介護職に就こうと思ったきっかけは?
出産を機に保健師の仕事を辞め、子育てが落ち着いてきたので仕事探しを開始。人と関わる仕事がしたいということと、保健師の経験が生かせるのではないかと思い、介護職を選びました。また、20年近いブランクがあるので、未経験でもチャレンジできそうと思ったのも理由のひとつでした。

Q)初任者研修を終えての感想は?
保健師として介護の仕事に関わっていた時と比べ、進化していることがたくさんありました。例えば、オムツが薄くなっていたり、介護ベッドが電動になっていたり。現場研修では、スタッフの方々が利用者様に声を掛ける時の言葉の選び方が参考になりました。また、特別な運動をしなくても、施設内で立ったり座ったり、自分でお茶を淹れに行ったりという動作が訓練になるということも新鮮でした。

Q)これから働く職場に期待することは?
家庭と両立するため、施設規模やサービス形態よりも勤務時間などの条件を優先して探しています。できれば夕方までの勤務で、土日のどちらかは休める職場があればいいなと思っています。「ひとりでやってひとりで考えて...」では、その方に応じたケアができているかわからず悩んでしまいそうなので、一緒に考えてサポートしてくれる先輩がいると心強いです。

介護職を目指す理由としてお二人に共通していたことは
●未経験から始められるから
●人と関わる仕事がしたいから
ということ。
また職場に望むこととして「伴走し、一緒に考えてくれるようなサポートだと嬉しい」ということも共通していました。
介護職の魅力を改めて感じられた今回のインタビュー。
今年は介護職員初任者研修を3回実施し、このお二人含め59名の方々に受講していただきました。介護職の魅力に気づき、一歩を踏み出そうとする求職者を当社はたくさん知っています。