8割の企業が採用したい人に出会えた転職フェアとは
その他
2024.10.17
転職フェアとは、多くの企業と転職希望者が集まる合同企業説明会のこと。有効な中途採用手法の一つとして取り入れる道内企業様も増えてきています。
今年の2月・3月・4月と開催したジョブキタ就職・転職フェアの企業アンケート結果では、8割以上の企業様が採用したい人材と出会うことができています。また同期間の来場者アンケートでも82.2%の方が「応募したい企業に出会えた」と回答しています。
オンライン化が進んだ時代でも、「直接会って話す」ということがいかに採用活動において有効な手段かがわかります。今回は、転職フェアの参加価値があるかどうかご判断いただけるよう、ジョブキタ就職・転職フェアの実績を交えながらその特徴をご紹介致します。
転職フェアのメリット
転職フェアのメリットはずばり、多くの求職者と出会えるチャンスがあることです。来場人数は開催規模・出展企業数によって変わることもありますが、複数の企業が一同に会するため、求職者にとっても効率的にさまざまな企業の情報を得られる場であり、会場には多くの求職者が集まります。お目当ての企業の話をきいたついでに、せっかくだから他の企業も...と複数社のブースを訪問する求職者もたくさんいます。
ジョブキタ就職・転職フェアは20〜40社程度の中規模開催です。1社あたり平均7.6名が着席しています(2024年2月・3月・4月開催の平均着席数)。
出展コストは?
イベントのみに参加する「単体プラン」と、イベントと広告がセットになった「媒体セットプラン」があります。
- 単体プラン:165,000円(税込)
- 媒体セットプラン:110,000円(税込)+媒体掲載費(27,500円〜)
イベントだけではなく、求人メディアからの応募も期待できる「媒体セットプラン」をご利用いただく企業様がほとんどです。気軽に参加しやすい価格帯だと、年々新規で出展いただく企業様も増えています。出展企業に優劣をつけないため、ブース位置の指定は受け付けておらず、ブースサイズもどの企業様も同じサイズとするなど、オプションを設けていないのもジョブキタ就職・転職フェアの特徴です。
説明会は自社を知ってもらうチャンス!
転職フェアは大きく分けて「説明会形式」と「面接会形式」の2種類の形式があります。ジョブキタ就職・転職フェアは説明会形式を採用しています。来場者は応募するかどうかを見極めるため、情報収集目的で参加している方が多いのが特徴です。そのため、企業は多くの求職者に自社のアピールが可能で、母集団形成が比較的容易といえます。
そのため、「自社を知ってもらうこと・理解してもらうこと」を第一目標とし、フェアで獲得できた知名度をその後の採用活動に活かす企業様も増えてきました。
また、採用したい・選考したいと思える求職者に出会えた際に、企業が求職者とコミュニケーションを取り続けられるよう、来場者には連絡先等を記載するための「企業訪問シート」を渡しています。
興味のある人材が訪れた際には、その企業訪問シートを提出してもらうなど、次の接点を作りやすい工夫をしています。
参加に向けて何を準備すれば良いのか?
ジョブキタ就職・転職フェアでは「必ずこれを準備してください」というものはありません。ブースと机と椅子、そして企業サインは当社でご用意するため、極端な話、会社のことを説明できる担当者が一人いればOKです。
最低限備えていただきたいと思うのは「一人ひとりの求職者に合ったコミュニケーションを取ろうとする姿勢」です。機械的な説明では求職者の心象に残りづらくなってしまいますし、求職者はその担当者の人となりから会社風土を感じ取ります。
来場者アンケートの「仕事を探す上で重視することはなんですか?」といった設問に対して、「仕事内容」「給与」「勤務地」などといった労働条件に次いで、「社風・雰囲気」と回答する方が一定数います。「社風・雰囲気」は言語化しにくい要素であるからこそ、ブースでの振る舞いやコミュニケーションがとても大切になってきます。担当者の普段の姿や話しぶりのまま、一人ひとりに合わせた丁寧な対話を意識してみてください。
ある程度経験を積んできたら、椅子のカバーやのぼりなどの装飾のほか、ポスターや動画コンテンツなどブースの情報量を充実させていくと良いでしょう。